Microsoftが8月末に公開したWindows用のオプションアップデート、KB5029351(Windows 11 22H2)、KB5029332(Windows 11 22H2)、KB5029331(Windows 10 22H2)を適用したWindows 11/10環境で、ブルースクリーン「UNSUPPORTED_PROCESSOR」が表示されるという問題が報告されています。
不具合はMSI製のIntel 700および600シリーズマザーボードを搭載したPCで発生しており、MSIとIntel、Microsoftが調査した結果、この問題はIntelの第13世代i9プロセッサーと特定のバージョンのWindowsとの互換性の問題であることが判明しました。
MSIは、問題を修正する新しいBIOSアップデートの配布を開始しています。
これで更新プログラムに関する混乱は解消したかのように思えますが、最新の更新プログラム報告されている問題は「UNSUPPORTED_PROCESSOR」だけではないようです。一部のユーザーが、「fault in nonpaged area」というエラーメッセージのBSODが発生するとの報告を行っている事がわかりました(Windows Latest)。
Feedback Hubへ以下のようなコメントが寄せられています。
I am getting a paged file in a nonpaged area fault BSOD. I have done sfc, chkdsk, memory test, and uninstalled my 3rd party antivirus. None of the tests came back with any errors. But when I try to update Windows immediately, BSODs on restart and system auto repairs,
非ページ領域にページファイルがあるフォールトBSODが発生します。sfc、chkdsk、メモリーテストを行い、サードパーティーのアンチウイルスをアンインストールしました。どのテストでもエラーは出ませんでした。しかし、Windowsをすぐにアップデートしようとすると、再起動時にBSODが発生し、システムが自動修復します。
また、別のユーザーは、ファイルエクスプローラーが右クリックした後にクラッシュするという問題に遭遇し、アップデートをアンインストールすると問題は解決したと報告しています。
さらに、別のユーザーは「KB5029351が96%で失敗する。 "Something didn't go as planned"(何かが計画通りに行かなかった)」とインストールに関する問題を報告しています。Feedback Hubには同じような報告がいくつかあるようですが、Microsoftはこれらに関して特にコメントしていない模様です。