Microsoftは本日、Windows 11 Moment 5アップデートの一般提供を開始しました。
Moment 5は段階的に提供範囲が拡大されていて、2024年2月29日に公開されたKB5034848で最初にリリースされ、3月末のKB5035942では全てのユーザーが新機能を利用することができるようになりました。そして、本日リリースされた月例更新プログラムKB5036893では自動的にインストールされる必須アップデートとなっています。
Moment 5はかなり小規模なリリースですが、スナップレイアウトのスマートサジェスト機能や、設定アプリの改善、アクセシビリティの強化など注目の新機能はいくつか含まれています。Moment 5の新機能はこちらの記事で確認可能です。
Moment 5の新機能を利用したい場合KB5036893をインストールします。
KB5036893は自動的にインストールされるはずですが、「設定 > Windows Update」を開き手動でインストールすることもできます。なおKB5036893はWindows 11 Version 23H2だけでなく22H2でも利用可能となっています。
なお、今年の後半に公開されるWindows 11 Version 24H2はフルビルドアップデートとなり多数の新機能の追加が予想されます。反面、POPCNTが必須になるといったCPU要件の変更や、StartAllBackやExplorerPatcherなど一部のカスタマイズ系アプリのブロックなど、互換性の変更が行われる可能性もあります。