Windowsで人気のアーカイブ形式「RAR」。30年前にロシア人エンジニアEugene Roshal氏によって作成され、アーカイバソフトWinRARと共に現在も広く使用されています。
WindowsでRAR形式のファイルを作成したり解凍したりする場合、WinRARを使用するのが最も一般的な方法ですが、今後はこの状況が変わるかもしれません。Microsoftは開発者会議Build 2023で、Windows 11でRAR形式が含むアーカイブファイルをサポートする計画を明らかにしています。
Windows 11はオープンソースプロジェクトlibarchiveを採用し、RARのサポートに加え、7-zipやgzといった他のファイルアーカイブ形式もサポートする模様。
The VergeによるとMicrosoftは、今週末にリリースされるWindows 11のプレビュービルドで、これらのファイルフォーマットのサポートを追加するはずだとのことです。
ただし、Windows 11では、RARファイルを開くことはできるものの、圧縮する方法は提供されず、WinRARが完全に不要になるわけではないようです。
[via Neowin]