MicrosoftがWindows 11のエネルギー効率を改善するための、新しい電源モード設定の開発に取り組んでいることがわかりました。
先日公開されたWindows 11 Build 27686(Canaryビルド)には、さまざまな新機能や変更点が含まれていましたが、その中の一つに、バッテリー駆動時間を向上させることができる内部的な改善が含まれています。
Microsoftはこの改良を、次のように説明しています:
We’ve made optimizations to improve battery life for PCs running Build 27686+ in the Canary Channel. Let us know what you think and if you are not seeing the battery life on your PC you are expecting, let us know via Feedback Hub. When filing feedback in Feedback Hub on any battery life issues you experience, be sure to use the “Start recording” button to capture additional logs.
CanaryチャネルでBuild 27686+を実行しているPCのバッテリー駆動時間を改善するための最適化を行いました。また、お使いのPCで期待通りのバッテリー駆動時間が得られない場合は、フィードバック・ハブを通じてお知らせください。バッテリー駆動時間の問題についてフィードバック・ハブにフィードバックする際は、必ず「Start recording(記録を開始する)」ボタンを使用して追加のログを取得してください。
詳細は不明ですが、「PCのバッテリー駆動時間を改善するための最適化」が行われているようです。
また、目に見える改善として、電源状態ごとに別々の電源モードを設定することができる新機能も追加されています。この新機能により例えば、電源が入っているときは「最高のパフォーマンス」モードで、バッテリーで駆動している場合は「最高の電力効率」モードでノートPCを動作させることができるようになります。
Microsoftは、8月16日に追加した情報として次のように説明しています。
We’re beginning to roll out improvements to Settings > System > Power & battery including the ability to set your Power Mode for both when your PC is plugged in when it’s on battery along with a few other UI improvements to the page.
設定>システム>電源とバッテリーの改善には、PCがバッテリーに接続されているときとバッテリーに接続されているときの両方の電源モードを設定する機能と、このページの他のいくつかのUIの改善が含まれます。
これら新機能がいつ安定版のWindows 11に導入されるかは不明ですが、電力消費の少ないオペレーティングシステムは地球環境の維持のためにも求められています。