Microsoftは先日公開したWindows 11 Build 26040で、新しいセットアップ体験を導入しました。
新しいセットアップ体験は、ISOファイルなどを利用したOSのインストール時に実行され、ウィンドウのデザインが従来の紫色ではなく、白い背景のメディア作成ツールに似た外観になっているのが特徴です。
しかし今回、この「新しい体験」は、古いWindowsでも、コマンドプロンプトから「setuphost /install /boot」と入力することで実行できたと指摘されていることがわかりました(Neowin)。
21996 is the earliest build I have on my PC. But by running "setuphost /install /boot" you can bring up the modern Windows setup UI. I've heard this may work in early Windows 10 builds (Pre-WIP) pic.twitter.com/bw1DKhyf1O
— Xeno (@XenoPanther) January 27, 2024
Windowsに詳しい@XenoPanther氏は、Windows 11の公式発表の直前にリークされた有名なBuild 21996でこの機能を確認していますが、Windows Centralは、2014年に公開されたWindows 10の最も初期のWindows Technical Previewでも動作させることができたと主張しています。
Microsoftは、リリースノートで「インターフェイスがよりクリーンでモダンになった」と主張していましたが、よく確認してみると、画面のデザインは、Windows 7やWindows Vista時代のもののようにも思えます。
Microsoftがなぜ今頃この変更をデフォルトで使用できるようにしたのかは不明ですが、新しいセットアップ体験はCanaryチャンネルで実装されているもののため、今後、Windows 11風のモダンなデザインにさらに改良される可能性は残されています。