Microsoftが、Windows 11へのアップグレード時に問題を引き起こす可能性がある、新たな不具合の存在を認めました(MSPoweruser)。
Windows 11の既知の不具合をまとめたページには「Compatibility issues with apps using some non-ASCII characters in their registry keys(レジストリキーに一部の非ASCII文字を使用するアプリケーションの互換性に関する問題)」と題した項目が追加されています。
Windows 11には、レジストリのキーやサブキーに一部の非ASCII文字を使用しているアプリケーションとの間に互換性の問題が存在し、影響をうけたアプリは起動することができず、ブルースクリーンエラーなどWindowsの他の問題やエラーを引き起こす可能性があるとのこと。
影響を受ける非ASCII文字は、中国語やタミル語などの非ローマ字のアルファベットによく使われているそうで、レジストリキーを修復できない可能性があるそうです。
Microsoftは安全のため、レジストリに非ASCII文字を使用しているアプリがある場合、Windows 11へのアップグレードを停止する措置を実施しています。メディア作成ツールを利用した強制アップグレードも非推奨とされており、不具合の原因に関して今後も調査を続けていくと説明しています。