Microsoftは9月7日(現地時間)、Windows 11の「ペイント」アプリに、Photoshop風の背景除去機能を導入した事を発表しました(Windows Blog)。
現在、Windows 11のCanaryおよびDevチャンネルで配信されているペイントの最新アップデート(version 11.2306.30.0)で新機能を利用することができます。背景除去機能を利用すると、ワンクリックで画像の背景を自動的に除去し、被写体を滑らかに切り取ることができます。キャンバス全体から被写体を検出することも、選択ツールを使って選択範囲から検出することもできます。
背景除去機能を搭載したペイントアプリ利用するにはWindows Insider Programに加入する必要がありますが、各所で更新版のアプリが配布されていて、それをダウンロードしてインストールすれば製品版のWindows 11でも試すことができます(例えばWindows Latestはこちらで公開しています)。
▲ダウンロードしたファイル(Microsoft.Paint_11.2306.30.0_neutral_~_8wekyb3d8bbwe.msixbundle)をダブルクリックしてインストールします。
▲画像を読み込んだ後、「背景の削除」をクリックします。
被写体との境界がはっきりしている画像の場合はきれいに切り抜けます(Microsoftのサイト以外で配布されているアプリのインストールや使用は自己責任にてお願いします)。
MicrosoftはAI機能の導入に熱心に取り組んでいて、ペイントにAI画像生成機能を搭載するための作業も行っていると伝えられています。