Microsoftは6月18日(現地時間)、Windows 11 Version 23H2/22H2に特定のグループポリシーが原因で、フォトアプリが開けなくなる問題が存在することを認めました。
Windows 11 Version 23H2の既知の不具合をまとめたリストには以下のような項目が追加されています。
不具合の内容は「2024年6月4日以降、WindowsストアでMicrosoft Photosアプリをアップデートした場合)バージョン2024.11050.29009.0以上)、アプリの起動に問題が発生する可能性がある」というものです。
アプリを起動すると、回転する円が表示されてその後消え、デバイスにProcmonモニタリングツールがインストールされている場合、このエラーはプロセス終了時のアクセス拒否エラー(Exit Status: -2147024891)として表示される可能性があるとのこと。
この問題は「管理者以外のユーザーによるパッケージ版Windowsアプリケーションのインストールを防止する」ポリシー、またはそれに相当する「Configuration Service Provider (CSP)」ポリシーである「BlockNonAdminUserInstall」のいずれかを有効にしている場合に発生する可能性が高いとされています。
ポリシーが適用される可能性が低い、WindowsのHomeエディションでこの問題が発生する可能性は低いと考えられます。
Microsoftは現在、問題の解決に向けて取り組んでおり、次回のリリースで最新情報を提供する予定です。