最新のWindows 11のプレービルドで、Caps Lock、Scroll Lock、Num Lockキーのライトが光らない問題が発生していると一部のインサイダーが報告していることがわかりました(Softpedia)。
Feedback Hubへの投稿によると、問題はWindows 11 build 22494以降で発生しており、複数のユーザーが「キーは正常に動作するもののライトが点灯しない」と症状を説明しています。不具合によってキーが押されているかを判断するのが非常に困難になり、キーボードで発生しているハードウェアの問題ではないかと考えてしまうユーザーも発生している模様。
この問題は、開発版の最新リリースであるWindows 11 build 22499でも発生していて、回避策は見つかっていません。しかしMicrosoftはすでにこの問題を調査中で、今後のプレビュービルドで修正されることが期待できます。
なお、キーボードのLEDを光らせることができる回避策は見つかっていませんが、キーボードの状態をシステムトレイに表示することができる専用アプリケーションによって問題を緩和することは可能です。例えばTrayStatusと呼ばれるアプリケーションは、Caps Lock、Num Lock、Scroll Lockのインジケーターをシステムトレイに追加し、キーが押されていることを知らせてくれます。