Microsoftは最近のWindowsで、ローカルアカウントではなくMicrosoftアカウントの使用を推奨しています。
Windows 10のHomeエディションは、すでに、初回セットアップ時にローカルアカウントを使用するオプションが削除され、Microsoftアカウントとインターネット接続が必要となっていましたが、最新のWindows 11 Proのプレビュー版で同様の変更が行われたことが注目されています(Windows Latest)。
記事執筆時、Windows 11 ProとEnterpriseエディションの製品版では、ローカルアカウントを使用したセットアップが可能ですが、プレビュー版の変更が反映されれば、Windows 11 Proのセットアップ時にローカルアカウントのオプションが削除され、Microsoftアカウントとインターネット接続が必須になることが予想されます。
ローカルアカウントをセットアップ後に追加することは可能
初回セットアップ(OOBE)時にMicrosoftアカウントが必要となったとしても、後からローカルアカウントを追加する機能までは削除されていないようです。
最新のWindows 11 Build 22557でもアカウントの追加から「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」事は可能です。
ローカルアカウント追加後、セットアップ時に使用したMicrosoftアカウントを削除することで、従来のようにローカルアカウントによるWindowsの利用が可能となります。
MicrosoftアカウントのWindowsへの統合により、OfficeやTeams、OneDriveなどのエクスペリエンスが向上するとともに、パーソナライズされた広告を提供することでMicrosoftにメリットがあると指摘されています。
