Microsoftは先日、Windows 11のDevチャンネルビルドで物議を醸したAI機能「Recall」のプレビュー版の提供を開始しました。
プレビュー版のRecallは現在、Snapdragon Xチップを搭載した「Copilot+ PC」でだけ利用可能な状態ですが、否定的なコメントが早くも寄せられているようです。
CNBCは、Recallは一部のアクセシビリティプログラムでは動作せず、特定のウェブサイトからのコンテンツを保存しないように指定しても、内蔵のEdgeブラウザを使用している場合はコンテンツが保存される可能性があると指摘しています。
また次のような問題があるとのことです:
- Recallをオンにしてもスナップショットを作成する間に数分かかることがあり、タイムラインにギャップが残ることがある。
- Recallは特定のアプリにアクセスしているときにスクリーンショットが作成されないようにすることができる。しかしいくつかのアプリは、そのリストに表示されない。
- 単語を検索するために検索文字列を入力すると、結果が不完全だったり間違っていたりすることがある。
- ソーシャルネットワークBlueSkyの投稿をスクロールしている間にスクリーンショットを作成したが、検索結果にその情報は表示されなかった。
- 検索機能は高速だがスナップショットの読み込みはそうではない。スワイプしてスクリーンショットを読み込むのに数秒かかることもある。
MicrosoftがRecallの問題を解決して、本当に役立つ機能にすることができるのか今後も注目していきたいと思います。