Microsoftは先日、物議を醸したWindows 11の新機能「Recall」のテストを10月から開始することを明らかにしました。
テストに先立ちCopilot+PC向けにリリースされたWindows 11 Version 24H2のプレビュー更新プログラムKB5041865では、Recallがオプション機能となっていて、オフに切り替えることでオペレーティングシステムからアンインストール可能になったことがわかりました。
Windows 11のオプション機能はWin+Rを押し「optionalfeatures」と入力することで一覧表示されます。Recallは利用可能なコンポーネントに含まれていて、簡単にインストール・アンインストールすることが確認王となっています。KB5041865までは、Recallをオフにすることしかできませんでした。
現在、MicrosoftはRecallをテストするための準備を進めており、機能を完全にオプトインにするための変更を実施しています。Recallがどのように機能するかについてのより明確な説明が追加されるほか、ローカルに保存されたデータが正規のユーザーにしかアクセスできないようにセキュリティの強化も行われます。
Recallをテストするためには、Snapdragon X EliteまたはPlusプロセッサを搭載したCopilot+PCを購入する必要がありますが、未対応デバイスへの移植や、オープンソースソフト「OpenRecall」など、高価なデバイスを入手しなくても、同様の機能を利用できる可能性はあります。
