MicrosoftはWindows 11でUIの刷新を行いました。特にスタートメニューやタスクバーの外観は大きく変わりましたが、システムの内部にはまだ従来のWindowsから引き継いだ古いUIが残っている状態です。
コントロールパネルや、各種システム設定を行うためのツールなど、一般ユーザーの使用頻度が少ない部分が古いままになっている事が多く、「ファイル名を指定して実行」も従来のデザインから変更されていません。
この機能をモダン化するオープンソースのサードパーティアプリ「Run by FireCube」が公開され、Microsoft Storeからダウンロード可能となっています。
アプリは、ダークモードのサポート、Glow UI、GPTを利用した自然言語処理(NLP)など、以下のような特徴を持っています。
- AIによる自然言語処理により「設定を開く」のように尋ねることができる。
- 管理者サポート。
- Win + Rコマンドでデフォルトの挙動を上書き。
- 新しいシステムトレイのサポート。
- 上/下キーとエンターキーをサポート。
- 全く新しいグローボタンとリアクティブテキストボックスを含むShineUI、GlowUI、ReactiveUI。
- より多くの設定をカスタマイズ。
AI機能を利用するには設定画面でOpenAIのAPIキーを入力する必要があります。
アプリケーションはWindows 11とWindows 10 version 17763.0以降で動作し、Microsoft Store版以外にGitHubからファイルを直接ダウンロードして使用することもできます。
[via Neowin]