今年最後のCanaryビルドとして公開されたWindows 11 Build 26016に、「AIコンポーネント」を管理するための新しい設定画面が追加されている事がわかりました(Neowin)。
設定画面はまだ隠し機能として実装されている段階ですが、将来的にはこの設定画面によってAIを利用したコンポーネントを管理、削除することができるようになると見込まれています。
▲「設定 > システム」の下に「AI compnents」が追加され、その説明には「View and remove AI components that are installed on Windows(WindowsにインストールされているAIコンポーネントの表示と削除)」とあります。
▲内部に表示されているのは「Dev Home」「Game Bar」「Microsoft Store」「Windowsセキュリティ」「スマートフォン連携」「問い合わせ」ですが、これは単なるプレースホルダーとして表示されている模様。最近追加された「System components」と同様の内容となっています。
「AIコンポーネント」を有効にするには、Windows 11 build 26016以降の環境で、以下の手順を実行します。
- GitHubからViveToolの最新版のzipファイルをダウンロードし展開する。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開き、展開先のvivetool.exeが存在するフォルダにcdコマンドで移動する。
- 以下のコマンドを実行する。
vivetool /enable /id:47688503
- PCを再起動する。
- 無効化したい場合は以下のコマンドを実行する。
vivetool /disable /id:47688503
Microsoftは2024年、AI関連機能を大幅に強化した「Windowsリフレッシュ」を計画していると言われています。新しい設定機能はこのリフレッシュを見越したものなのでしょうか?