Microsoftは2025年の10月、Windows 10のサポートを終了する予定です。
サポート期間の終了が近づく中、Windows 10への新機能の追加はあまり期待できない状況ですが、Windows 11のなかでも評判の悪い機能である「アカウントマネージャー」機能がWindows 10にバックポートされつつあることがわかりました。
Microsoftは2024年の始めに、Windows 11にアカウントマネージャー機能を導入します。スタートメニューのプロフィール画像をクリックすると、ポップアップ画面にMicrosoft 365関連の広告が表示され、必要な機能はスリードット「…」ボタンの後ろに移動しています。
今回この機能がWindows 10のBeta/Release Previewチャンネルに追加されていることが、Xユーザーphantomofearth氏によって発見されています。
The Start menu account manager from recent Windows 11 updates is being backported to Windows 10. (present in Beta/RP build 19045.4842, disabled by default.) pic.twitter.com/34Ub68flCt
— phantomofearth 🌳 (@phantomofearth) August 23, 2024
現在まだ実装は中途半端な状態で、ドットメニューが機能せず隠し機能となっている模様。試してみるにはWindows 10 Build 19045.4842にアップデートし、VeveToolを使用して機能IDの47988717,48433719,49453572をオンにする必要があります。
MicrosoftはまだWindows 10のアカウントマネージャー機能を発表したわけではありませんが、Windows 11ですでに動作している機能であることから、いずれWindows 10の安定版に導入されることは間違いないと考えられています。
