Microsoftは先日、Windows 11 Version 22H2用のプレビューアップデートKB5023778を公開し、「Microsoftアカウントの通知」機能を導入しました。
Microsoftアカウント通知機能は、スタートメニューに通知が表示されるという機能で、OneDriveなどMicrosoftのサービスの使用を促進するための広告のようにも見えることからユーザーの反発を招いています。
前回、この通知を無効化するための方法として、従来から存在する通知設定を変更する方法を案内しましたが、アカウント通知のオン/オフを変更するための隠し機能が準備されている事がわかりました。
FWIW a reminder that an option to quickly turn off the new start menu badging/notifications should be added soon to Start menu settings, it's hidden in Dev build 23419
(Show account related notifications occasionally in Start) https://t.co/Udw6e2Mbra pic.twitter.com/W0jQU4qiwo
— PhantomOcean3(@PhantomOfEarth) March 29, 2023
現在この隠し機能はDevチャンネルでテストされていて、安定版に展開されるかどうかは不明ですが、どのような設定か確認したい場合は以下の手順で有効にすることができます。
アカウント関連の通知を無効に
Windows 11 build 23419以降の環境で、以下の手順を実行します。
- GitHubからViveToolの最新版のzipファイルをダウンロードし展開する。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開き、展開先のvivetool.exeが存在するフォルダにcdコマンドで移動する。
- 以下のコマンドを実行する。
vivetool /enable /id:41981645
- PCを再起動する。
- 無効化したい場合は以下のコマンドを実行する。
vivetool /disable /id:41981645
再起動すると「設定 > 個人用設定 > スタート」に「show account related notifications occasionaly in Start(スタートでアカウント関連の通知が表示されることがある)」という設定項目が追加され、オフにすることでアカウント通知を無効にすることができると予想されます。