Microsoftは、Windows 11でスタートメニューやタスクバーを刷新した反面、Windows 10やそれ以前のOSに存在した一部の機能を削除しました。
その後、要望の多かった機能は徐々に復活しつつありますが、まだ全ての機能が元にもどっているわけではありません。
今回、そのような削除された機能の一つであるタスクバーのアニメーションエフェクトが、Windows 11 Build 26052で隠し機能として復活していることがわかりました。
サードパーティ製ツールのViveToolを使って有効化する必要がありますが、有効にすると、タスクバーでアプリのアイコンの上にカーソルを移動した際に、アニメーションが表示されるようになります。加えて、ファイルエクスプローラーのサムネイルでは、開いているタブの数を表示するといった細かな改善も行われています。
この機能は以下の手順で有効にすることができます。
- GitHubからViveToolの最新版のzipファイルをダウンロードし展開する。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開き、展開先のvivetool.exeが存在するフォルダにcdコマンドで移動する。
- 以下のコマンドを実行する。
vivetool /enable /id:29532725
- PCを再起動する。
Windows 11 Build 26052は、Windows 11の次の機能アップデート24H2初のプレビュービルドとして、sudoなど多数の新機能が追加されています。