MicrosoftはWindows 11でUIを刷新したかわりに、従来は存在したいくつかの機能を削除しました。
タスクバーの時計の「秒」の表示機能もその一つですが、ユーザーからの要望に応え、最近のバージョンでは再びこの機能が利用可能となっています。
今回、Windows 11のタスクバーの秒表示を有効にする設定の位置が変更されたことが、最新のWindows 11 ベータチャンネルビルドのリリースノートから明らかになりました。
Windows 11 Insider Preview Build 22635.4000のリリースノートには以下のような内容が追加されています。
[ADDED 7/29] The setting to show seconds in the system tray clock has moved to Settings > Time & language > Time & date under “Show time and date in the system tray”.
[7/29 追記] システムトレイの時計に秒を表示する設定は、「設定 > 時刻と言語 > 日付と時刻 > システムトレイに時刻と日付を表示する」に移動しました。
実際のスクリーンショットは以下の通りです。
▲ベータチャンネルビルド。新しい設定は、「設定 > 時刻と言語 > 日付と時刻 > システムトレイに時刻と日付を表示する」の中にあります。
▲安定版(23H2)。従来は「設定 > 個人用設定 > タスクバー > タスクバーの動作」にありました。
より分かりやすい位置に設定が移動したといえそうです。
なお、Microsoftはタスクバーの時計で秒表示を有効にすると、電力消費が増加すると警告しています。Neowinによるとこの秒表示を有効にするとバッテリー持続時間が約1.9%短縮したとのことです。不要な場合はオフにしておくのが地球環境のためにも望ましいかもしれません。