Windows 11ではハードウェアの最小要件が変更されました。CPUの世代チェックやTPM 2.0の必須化によって、Windows 11へアップグレードできないPCが大量に生まれることになったのです。
実はこの要件をバイパスする方法が存在し、先日はサーバーエディションを使用している「振り」をすることで、要件チェックを突破できる方法が発見されて注目を集めました。
しかし今週CanaryチャンルでリリースされたWindows 11 Build 25977ではsetup.exe/product server
コマンドが機能しなくなり、実行するとエラーが表示されるようになったとのことです。
Deskmodderによると、Build 25977でもsetupprep /product server
を使えばうまくいくとのことですが、今後こちらも動かなくなる可能性はありそうです。
幸い、サポートされていないハードウェアにWindows 11をインストールする方法はいくつか存在し、例えば、インストールメディアを作成することができる人気ユーティリティRufusは、公式のWindows 11イメージを使用してインストールメディアを作成する際に、CPUとTPMの要件を削除することができきます。
他にもスクリプトやレジストリの変更など、サポート対象外のPCにWindows 11をインストールする方法がいくつか存在します。