※2023/02/26(日)更新: Microsoftが不具合だった事を認めています(現在解決済み)。
Microsoftは現在、Windows 11のシェアを拡大すべくさまざまな取り組みを行っています。
サポート期間が切れたWindows 10に対するアップグレードバナーの表示もその一貫ですが、やり方を間違ってしまうとユーザーの反発を招いてしまうことになりかねません。
今回、Windows 11へのアップグレードを促すフルスクリーンのプロンプトが、Windows 11の最小要件を満たさないPCに表示される問題が発生している事がわかりました(MSPoweruser)。
Windows愛好家のPhantomOcean3氏は以下のようなスクリーンショット付きのツイートを公開しています。
Windows 11 free upgrade being offered to unsupported Windows 10 devices/VMs?
Screenshots from a Windows 10 22H2 VM that does not meet the Windows 11 system requirements, big ones being TPM (none) and RAM (2 GB) pic.twitter.com/VNNswgMLiC
— PhantomOcean3 (@PhantomOfEarth) February 23, 2023
添付された画像は、Windows 11のシステム要件を満たさないWindows 10 22H2 VM(TPMなし、RAMは2GB)に表示されたアップグレードプロンプトのスクリーンショットとのこと。
プロンプトのUIは紛らわしく、大きなボタンは「即座にアップグレードする」と「後でアップグレードする」になっていて、どちらもWindows 11へのアップグレードを選択するものとなっています。「Windows 10を維持する」は小さな文字で画面の下に配置されています。
システム要件の変更によって、Windows 11へアップグレードしたくてもできない一部のユーザーの神経を逆なでする行為だともいえそうです。