Microsoftは現在、Windows 11の次期機能アップデート「Windows 11 Version 24H2」をRelease Previewチャンネルで提供しています。
24H2は全てのユーザーに対して同時に提供されているわけではなく、段階的なロールアウトが行われている状態でしたが、この段階的なロールアウトも一時的に停止された状態になっていることがかわりました。
Microsoftは6月7日付けの更新情報で次のように説明しています。
UPDATE 6/7: We are temporarily pausing the rollout of Windows 11, version 24H2 to the Release Preview Channel. We will resume the rollout in the coming weeks.
UPDATE 6/7: Windows 11, Version 24H2のRelease Previewチャンネルへの展開を一時停止しています。今後数週間以内に再開する予定です。
なぜこのような変更が行われたのか理由の説明はありません。
Microsoftは現在、Windows 11に搭載予定の新機能「Recall」のセキュリティを強化するための変更を行っているとみられ、この変更が影響している可能性もあります。
Windows 11 Version 24H2は2024年後半に正式に公開される予定のWindows 11の機能アップデートで、HDR壁紙やWi-Fi 7、Sudo for Windows、WindowsカーネルへのRustの導入などさまざまな新機能が追加される予定です。
Recallもアップデートの一部ですが、こちらは2024年6月18日に発売さる予定の「Copilot+ PC」でのみ動作する機能となっています。
