MicrosoftはWindows 11のリリース前、次世代オペレーティングシステム「Windows 10X」を発表しました。
Windows 10Xは老朽化したWindows 10のUIを刷新し、Surface Neoなどの2画面デバイスに搭載予定のオペレーティングシステムとして注目を集めましたが、2021年にキャンセルされ、機能の一部がWindows 11に引き継がれることになります。
今回、Windows 11のベースを維持しつ、一部の機能を改善した「Windows 11X」のコンセプト動画が、クリエイターAR4789氏によって作成されました。
コンセプトの「Windows 11X」で最も注目されるのは改良されたスタートメニューです。おすすめセクションがWindowウィジェットに置き換えられ、Windows 11のウィジェットパネルから大幅に改良されています。ウィジェットは最も使いやすい場所に配置できるだけでなく、デスクトップに移動させて使用することもできるようになっています。
タブレットモードが復活し、タブレットモードではスタートメニューやフルスクリーンで表示されるようになっています。2画面デバイス向けに最適化された機能も実装されています。
Microsoftが実際に開発中の次世代オペレーティングシステムは「Windows 12」で、「Windows 11X」が実現する可能性は低そうですが、Windows 11にどのような機能が足らないのか確認することができる興味深い動画となっています。
[via Neowin]