Microsoftは、Windows 7/8.1ユーザーに対し、Windows 10への無償アップグレードを2015年から1年間提供しました。ただし無償アップグレード期間の終了後も、実際はアップグレードが可能な状態になっていて、それが2020年5月時点でも続いていることが明らかとなっています(Windows Latest)。
現在、Windows 7あるいはWindows 8.1の有効なライセンスを所有している場合、有料でWindows 10のライセンスを購入してなくても、無料でWindows 10にアップグレードできることになります。なおMicrosoftはこの抜け道を認識しているものの、何らかの理由でアップグレードを技術的にはブロックしていない模様です。
Windows 7/8.1からWindows 10へアップグレードする場合、メディア作成ツールを実行してアップグレードを実行します。アップグレード完了後、「設定 > 更新とセキュリティ > アクティビティ」を確認すると、Windows 10のデジタルライセンスが設定されていることが確認できます。
最新の調査レポートによると、Windows 10のデスクトップシェアは56%、Windows 7のシェアは25.59%で、Windows 10が完全に主流の状態となっています。