Microsoft、Windows 7時代の「バックアップと復元」をサポートドキュメントで推奨してしまう

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Windowsは互換性を重視したオペレーティングシステムで、最新のWindows 11の中にも古いWindowsのコンポーネントが多数生き残っています。

今回、Deskmodderが発見したサポートドキュメントで、MicrosoftはWindows 10/11で利用できるバックアップ・復元ツールについて説明し、「Windowsバックアップ」のような最新のツールに加え、Windows 7時代に導入された「バックアップと復元(Windows 7)」を含めていることがわかりました。

「バックアップと復元(Windows 7)」は名前からも分かる通り、Windows 7時代に導入された古いツールです。Microsoftは7年以上前のWindows 10 Version 1709で「バックアップと復元(Windows 7)」を非推奨とし、公式サポートドキュメントにも掲載されています。

互換性のために残されている機能で、すでに開発は停止されており、最新のWindowsで使った場合の信頼性は疑わしいものがあると考えられます。Microsoftがサポートドキュメントに「バックアップと復元(Windows 7)」を含めた理由は不明ですが、使用するのは控えた方が良いと思われます。

なお、Microsoftは他のバックアップ方法として、「Windowsバックアップ」や「ファイル履歴」「システム保護」を挙げていますが、これらのツールではシステム全体のバックアップを作成することはできず、サードパーティ製ツールが必要となります。

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