Microsoft、Windows 7のサポートを特定のPCで早期に終了へ?

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Microsoftは現在、最新のWindowsである「Windows 10」への移行を強力に推進中ですが、2009年に公開されたWindows 7を含め、以前のバージョンのWindowsも、そのサポート期間が終了するまでは何の心配をすることもなく使い続けることができるはずです。

ところがComputerworldのレポートによると、Widnows 7のサポートポリシーが静かに変更され、古い特定のCPUを搭載したPCに対しては、サポート期間の終了前に更新プログラムの提供が打ち切られる可能性があることがわかりました(Softpedia)。

同レポートによるとSSE2をサポートしないCPUをWindows 7 PCでは、更新プログラムが入手できない状況になっているそうで、具体的にはPentium IIIを搭載したPCが影響を受けている模様。

3月のWindows 7のマンスリーロールアップ「KB408887」以降には、Streaming Single Instructions Multiple Data(SIMD)Extensions 2(SSE2)をサポートしていないデバイスに影響を与える既知の不具合が存在したそうですが、Microsoftはその問題を修正することなく、サポートポリシーを変更し「ユーザーに対してSSE2をサポートしたプロセッサにアップグレードするか仮想化を使用するよう」要求しているとのこと。

現時点ではMeltdownとSpectreの脆弱性対策として、この新しいポリシーが導入された可能性もありますが、MicrosoftがWindows 10への移行をユーザーに強制しているのではないかと考えているユーザーも存在します。なおKBページに掲載された情報はたびたび書き換えられいるらしく、何か新しい情報が分かり次第あらためてお伝えしたいと思います。

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