MicrosoftはIgnite 2018で、クラウド内の仮想マシンでWindows 7、Windows 10、およびOfficeアプリ等を実行できる仮想デスクトップ環境「Windows Virtual Desktop(WVD)」を発表しました。
Windows Virtual DesktopはAzureをベースとし、マルチユーザーのWindows 10環境を提供する唯一のクラウドサービスですが、このサービスが「GAの最終段階に移行中」で「機能の実装完了(feature complete)」段階にあることが、Windows Virtual Desktop ServiceのグループマネージャーであるScott Manchesterのツイートにより明らかとなりました(ZDNet、MSPoweruser)。
We are feature complete with #WVD and will be moving to the final phase for GA. Spin up your VMs and start testing your scenarios. Got issues? Engage our community: https://t.co/2amQHtQqwI #WVD #Azure #Microsoft
— Scott Manchester (@RDS4U) 2019年8月13日
なおZDNetによるとWVDで提供されるWindows 7デスクトップ仮想化環境は、2023年1月まで無料の拡張セキュリティ更新プログラムが提供されます。
Windows 7の拡張サポートは来年1月に終了しますが、同サービスを利用することで企業ユーザーはWindows 7を今後も安全に使用し続けることができることを意味しています。