Microsoftが1995年にリリースした「Windows 95」は社会的な現象を巻き起こした、歴史に残るオペレーティングシステムです。このOSをElectronで実装した「Windows 95」プロジェクトの最新版v3.1.1がリリースされています(Neowin)。
v3.1.1では基盤となるElectronフレームワークがv18からv21に更新されたほか、x86互換のCPUとハードウェアをエミュレートするv86の更新が行われています。
v3.1.1 Changes:
- Upgraded from Electron v18 to Electron v21 (and with it, Chrome and Node.js)
- Upgraded v86 (sound is back!)
なお、Electron 21.0.0では、システム環境に応じて暗いタイトルバーを設定しやすくする「immersive dark mode on Windows」のサポートが追加されたほか、Web Bluetoothペアリングのサポート、JavaScriptエンジン「V8」のサポートなど、さまざまな新機能が追加されています。
Electron 21.0.0
Stack Upgrades:
- Chromium 106.0.5249.51
- Node v16.16.0
- V8 v10.6
Electronの変更点のリストはこちらで確認可能です。
「Windows 95」はマルチプラットフォームのフレームワーク「Electron」を利用して作られているため、Windows/Linux/macOSで動かすことができます。実行ファイルはこちらからダウンロード可能です。