現在64bit版のWindowsにはコマンドラインテキストエディターが同梱されていませんが、将来的に追加されることになるかもしれません。MicrosoftのConnor Plante氏は、GitHubに「Default CLI Editor - Feature Exploration! 」と題したスレッドを開きフィードバックを求めています(Windows Central)。
同氏は、「32ビット版のWindowsにはeditが同梱されているものの、64ビット版のOSにはコマンドラインエディターが同梱されていない」とし、「コマンドラインエディターは、システム管理者、開発者、パワーユーザーにとって核となるツールであり、すぐに実行可能なオプションを提供することは、生活の質を向上させる重要なことである」とコマンドラインエディタの利点を説明しています。
同氏はフィードバックを募るために以下のような質問をしています:
- WindowsにデフォルトのCLIエディターが欲しいですか?それはあなたの経験をどのように改善しますか
- 現在CLIエディターを使っていますか?もしそうなら、どれを使っていますか?
- 代替ソリューションやCLIエディタ関連の機能で、あなたが望むものはありますか?
同氏は、現在のOSには無数のテキストエディタが存在し、それぞれに長所と短所がある。目標は選択したエディタをデフォルトでインストールし、そのコマンドがすぐに使えるようにすることだ説明しています。具体的なエディタの例としては、Edit、Pico、Nano、Vim、Emacsなど既存の著名なテキストエディタの名前が挙げられています。
WindowsはGUIが前提であるため、ちょっとしたファイルの編集でもメモ帳をはじめとしたGUIエディタで行うのが常識だったと思います。しかしWindowsターミナルが導入され、ターミナル環境が充実しつつある今、新たなテキストの編集方法が求められているのかもしれません。