Microsoftは完全な新ビルドを提供する意外の方法で、Windows 10に新機能を追加する方法をテストしているようです。11月30日、Windows Insider Programのベータチャンネルユーザー向けに新しいWindows Feature Experience Packが公開され、2つの新機能が追加されたことがわかりました(Windows Blog)。
Microsoftによると、Windows Feature Experience Packによって、OSと独立して開発された特定の機能やエクスペリエンスを改善することができるようになるとのこと。当初は非常にスコープを絞って開発を進めているものの、将来的にはリリースの範囲と頻度を拡大したいとしています。
今回ベータチャンネルで公開されたWindows Feature Experience Pack 120.2212.1070.0では以下の新機能が追加されています。
- Windowsに内蔵されているスクリーンスニッピングエクスペリエンス(WIN + SHIFT + S)を使用して、画面のスニップを作成し、ファイルエクスプローラで任意のフォルダに直接貼り付けて、スクリーンショットを保存することができるようになった。
- 2-in-1タッチデバイスで縦向きの姿勢でタッチキーボードを使用する場合、スプリットキーボードモードに対応した。
Windows Feature Experience Packは更新プログラムと同様にWindows Updateで提供され、「設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update」からインストールすることができます。今回公開されたWindows Feature Experience Packアップデートをインストールするには20H2 Build 19042.662移行の環境が必要です。