Microsoftは6月15日(現地時間)、「Introducing Windows Insider Channels」と題したブログ記事を公開し、Windows Insider Programに参加者に対するWindows 10のプレビュービルドの提供方法を変更することを発表しました。
記事によると、これまでのビルドの頻度に基づく「リング」モデルは、ビルドの品質に重点を置いた「リリースチャンネル」モデルに変更されます。これによりFastリングはDevチャンネルに、SlowリングはBetaチャンネルに、Release Previewリングは、Release Previewチャンネルに変更されることになり、それぞれのチャンネルの意味合いは以下の通りとなります。
- Devチャンネル: 開発者向けに開発サイクルで最も早いビルドを提供。特定のWindows 10リリースに対応していない。
- Betaチャンネル: アーリーアダプタ向けにMicrosoftによって検証された比較的信頼性の高いビルドを提供。特定のWindows 10リリースに対応したビルド。
- Release Previewチャンネル: 一般ユーザーに提供される前の検証用ビルド。
変更は今月の後半に実施される予定です。
新しいチャンネルモデルは、Office Insiderとの共通化も図られ、Microsoft EdgeやMicrosoft Teamsでも同様のモデルが導入されるとのことです。