HDR環境の「赤画面バグ」ついに修正: Windows 11 KB5067036の改善ポイントを解説

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Windows 11 KB5067036は多数の変更点が含まれたオプションアップデートです。

0x80070103や0x800f0983といったWindows Updateに関するエラーへの根本的な対策が行われているほか、2025年8月以降のアップデート(KB5064081など)を適用した一部ユーザーから報告されていた、「ゲームや動画が赤く表示される」という奇妙な不具合も解消されています。

KB5064081では「赤画面バグ」を含め、以下のような問題が修正されています。

  • 赤画面現象: HDR環境で色調整や輝度補正が誤作動し、映像が赤みを帯びることがあった。

  • 画面更新の遅延: バックグラウンドでフルスクリーンアプリ(特にゲーム)が動作していると、EdgeやChromeなどのブラウザが部分的にしか更新されず、スクロールやカーソル操作でようやく画面が反応するという問題。

  • テキストレンダリングの不具合: Wordやオンラインエディタで文字が正しく表示されない問題。

これらの不具合はKB5067036で修正されていますが、段階的なロールアウトのため、すぐに全ユーザーに反映されるわけではありません。11月11日のPatch Tuesdayで広範囲に展開される見込みです。

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新たな懸念: タスクマネージャーが終了しない問題

ただし、KB5067036では新たな別の問題が発見されています。タスクマネージャーを「×」ボタンで閉じてもバックグラウンドで動作し続けるというもので、パフォーマンス低下を招く可能性があると懸念されています。

Microsoftはこの問題を認識しておりできるだけ早期に修正を提供する予定です。

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