Microsoftはこれまでも「Windows RT」や「Windows 10 S」といった軽量版Windowsの開発にとりくんできました。これらのOSはフルバージョンのWindowsから特定の機能を使えなくするという制限を加えたものだったため、ユーザーから大きな支持を集めたとはいえない状況だったなか、新たな軽量OS「Windows Lite」が開発中ではないかとの指摘が行われています(gHacks)。
Tero Alhonen氏がWindows 10 SDK 18282の中に「Lite」という名前のSKUを発見し、Petri.comは、「Windows Lite」が、Chrome OSに対抗するために開発されていて、UWPやPWAといった軽量アプリケーションだけしか動作しない可能性があると指摘しています。
Windows RTやWindows 10 Sと異なり従来のデスクトップアプリケーションを動作させるのに必要なコンポーネントを削除することで、バッテリー持続時間や、パフォーマンスの向上など、本当の意味での軽量版Windowsになることが期待されます。
Windows Liteは一般販売はされずOEM向けに限定され、2019年にも発表される可能性があるとのこと。Microsoftの今度のチャレンジが成功するのか注目を集めそうです。