DigiTimesは業界筋の話として、一部のメーカーが、MacBook Airの新モデルがWindowsノートPCの売上に悪影響を与えることを「心配している」と報じています(MacRumors)。
「あるWintelブランドのベンダーは、1,000〜1,500ドルの価格帯で、MacBook Airが他のハイエンドノートPCを押しのけてしまうのではないかと指摘している」とのこと(Wintelとは、Intelプロセッサを搭載したWindowsノートPCのこと)。「M2プロセッサやカメラレンズ、筐体のアップグレードによる新型MacBook Airのわずかな価格上昇は消費者の許容範囲内だ」とも付け加えています。
7月中に発売される予定の新型のMacBook Airに搭載されるM2チップは、M1チップと比較して、CPU性能が最大18%、グラフィックス性能が最大35%高速化されています。
MacBook Airはほかにも、発熱の少なさや、バッテリー持続時間の長さ、筐体の品質などさまざまな優れた特徴を持っており、対抗するWindowsノートPCメーカーにとっては脅威となりそうです。