Microsoftは5月26日(現地時間)、「Windows Package Manager 1.0」をリリースしたことを発表しました。昨年開催されたBuild 2020でプレビュー版が発表され、1年をかけてv1.0に到達したことになります。
Windows Package ManagerはWindows 10 Version 1809以降で使用可能で、Microsoft Storeや、GitHubのリリースページからファイルをダウンロードしてインストールすることができます。
Windows Package Manager 1.0では、wingetコマンドを使用し以下のような操作が実行できます。
- パッケージの検索: winget search パッケージ名
- パッケージのインストール: winget install パッケージ名
- パッケージのアップグレード: winget upgrade (-all)
- パッケージリストのエクスポート: winget export packages.json
- パッケージリストのインポート: winget import packages.json
- パッケージのアンインストール: winget uninstall パッケージ名
またMicrosoftコミュニティリポジトリにパッケージを登録する際に必要となる「マニフェスト」を作成する「Windows Package Manager Manifest Creator」のプレビュー版も公開されています。
さらに、独自のプライベートリポジトリをホストするための、REST APIソースのリファレンス実装がリリースされています。Windows Package Managerのための新しいタイプのソースで、JSONベースのREST APIスキーマを適切に実装していれば、RESTベースのソースを追加することができるとのことです。