Microsoftは3月28日(現地時間)、Windows 11に導入される新機能をまとめたサイト「Windows Roadmap」を公開しました(Windows IT Pro Blog)。
Windows Roadmapの目的は、ITプロフェッショナルがWindows管理において必要とする透明性を提供することにあります。IT管理者はWindows Roadmapを利用することで、Windows 11の新機能や改善についての詳細を確認し、リリース予定日を予測することができるようになります。ロードマップでは、Windows Insider Programで現在検証可能な機能のほか、段階的に展開されている機能、または月次の非セキュリティ更新で完全に有効化される機能の情報が提供されます。
例えば、「Recall」や「Click to Do」など、今後提供される新機能に関する情報が含まれていて、特定のWindowsバージョンやリリースチャンネル、デバイスタイプでフィルタリングし機能の詳細を確認することができます。
各機能に関する情報には、以下のような内容が含まれます。
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タイトル - 機能の名前やその識別タイトル。
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説明 - 機能の概要や利用目的、具体的な改善点。
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リリース状況 - 機能の現在のステータス(プレビュー段階、段階的展開中、または完全に利用可能など)。
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リリース予定日 - 機能の展開が予定されている日付(あくまで推定)。
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利用可能なチャネル - Insider Program、月次更新など、どのルートでアクセス可能か。
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デバイスタイプ - 機能が使用可能なデバイス(例: Windows 11 PC, Copilot+ PC)。
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アクセス手順 - その機能を有効にするための具体的手順
Windows 11の新機能のリリースプロセスはかなり複雑で、どの機能がいつリリースされるのかを正確に知るのは簡単な作業ではりません。「Windows Roadmap」がWindowsデバイスを管理するIT専門家の救世主となることを期待したいと思います。