Microsoftは12月11日、Windows Server 2019でOpenSSHが公式にサポートされた機能になったことを発表しました(Windows Blog、MSPoweruser)。
OpenSSHはOpenBSDプロジェクトの一部として生まれた強力なツールで、BSD、Linux、macOSなどのUnix系オペレーティングシステムでは、リモート管理用のツールとして長年にわたり使用されている実績があります。
OpenSSHのWin32ポートは、プレリリース機能として最初にWindows 10 Fall Creators UpdateおよびWindows Server 1709に導入されました。Windows 10 Version 1803ではオンデマンド機能として公式にサポートされましたが、これまでWindows Serverでは公式にサポートされていませんでした。
今後はWindows Serverでもオンデマンド機能として、OpenSSHクライアントとサーバー機能が公式にサポートされた機能として利用できることになります。Windowsで利用できるOpenSSHの情報は「Win32-OpenSSH wiki」や「Microsoft Docs」に掲載されています。