
MicrosoftがWindows Server 2016における新たな不具合を正式に認めました。5月のPatch Tuesday(KB5087537)適用後、一部環境でドメインコントローラー(DC)の検索が失敗するという問題が発生しています。
ホスト名が15文字を超える場合にDCLocatorの呼び出しがエラーを返すという問題で、nltest /dsgetdc: といった管理者がよく使うコマンドがERROR_INVALID_PARAMETERを返し、アプリケーションや管理ツールがDCを見つけられなくなります。

この不具合は、特に以下のような場面で影響が出るとされています。
- DFS Namespace 管理が正常に動作しない
- 管理ツールやアプリケーションが DC を検出できず処理が止まる
- 管理者のトラブルシューティングが困難になる
Windows Server 2016固有の問題であり、2019/2022/2025には影響なしと確認されています。ただし、既存環境の多くが2016を使い続けていることを考えると、現場のIT管理者にとっては無視できない問題です。
目次
現時点での対処状況──修正なし、回避策もなし
Microsoftはこの問題を認識しているものの、現時点では修正も回避策も提供されていません。調査は進めているとのことで、追加情報は後日公開される見込みです。
次回Patch Tuesday(6月9日)で修正が入る可能性はあるものの、重要度の高い不具合であるため、Microsoftがそれを待たずに更新を出す可能性もあります。
