Microsoftは本日、Build 2020で「Windows Terminal 1.0」をリリースした事を発表しました。現在最新版をMicrosoft StoreやGitHubのリリースページからダウンロードする事ができます。
Windows Terminalは昨年開催されたBuild 2019で発表され、その後1年にわたって開発が続けられてきたWindows用のオープンソースのターミナルアプリです。
タブやペインによる画面分割に対応し、コマンドプロンプトやPowerShell、WSLのシェルなど複数のシェル環境を切り替えて使用する事が可能です。GPUを使用したテキストレンダリングによって描画が高速化されているのも特長で、レンダラーはUTF-8およびUnicodeに対応し、絵文字を含めたさまざまな言語を表示することができます。
プロファイルを利用した柔軟な設定機能や、専用のフォントCascadia Monoの搭載、GitHubを利用したコミュニティベースの開発体制などさまざまな特長を持っています。
Windows Terminalは7月以降毎月アップデートが提供される予定で、開発者向けのプレビュープレビューチャンネルも6月から公開される予定です。