Microsoftは本日、オープンソースのWindows 10用ターミナルアプリ「Windows Terminal」の最新版「Windows Terminal Preview 1.2」をリリースしました(Windows Command Line、MSPoweruser)。最新版はMicrosoft StoreまたはGitHubのリリースページからダウンロード可能です。
v1.2では「フォーカスモード」と呼ばれる新しい機能が追加されています。タブやタイトルバーを隠してコンテンツのみを表示し、作業に集中しやすくなる機能です。フォーカスモードを有効にするにはsettings.jsonファイルで、toggleFocusModeにキーを割り当てます。
{ "command": "toggleFocusMode", "keys": "shift+f11" }
またウィンドウを常に最前面に表示できる「常に最前面」モードも追加されています。常に最前面モードを有効にするには、alwaysOnTopを使用するか、toggleAlwaysOnTopコマンドにキーを割り当てます。
// Global setting "alwaysOnTop": true // Key binding { "command": "toggleAlwaysOnTop", "keys": "alt+shift+tab" }
さらに、端末設定の柔軟製を高める新しいコマンドとして、フォーカスのあるタブの色を設定することができるsetTabColorコマンドや、タブのカラーピッカーを表示するopenTabColorPickerコマンド、フォーカスのあるタブの名前を変更することができるrenameTabコマンド、レトロターミナルエフェクトをトグルするtoggleRetroEffectコマンドなどが追加されています。
その他Cascadia Codeフォントにウェイトが設定可能になったほか、設定UIのデザイン変更など多数の変更が行われています。
詳細は公式ブログで確認可能です。