2014年の4月、圧倒的な人気を誇ったWindows XPのサポート期間は終了しました。MicrosoftはWindows 7やWindows 10など現行版のWindowsへの移行をユーザーに呼びかけていますが、更新プログラムが提供されないにもかかわらずいまだにWindows XPを使用しているユーザーは一定の割合で存在しています。
現実世界でMicrosoftはWindows XPを捨て去り、Windows 10の開発を行っているわけですが、Windows XPが新しい要素を取り入れてブラッシュアップされ続けていったとしたらどうなっていたのでしょうか。
この考えに乗っ取って作られた、モダンなWindows XPコンセプト動画「Windows XP 2018 Concept」が公開されています(Softpedia)
コンセプト動画を作成したYouTubeチャンネルAvdanは、Windows 10で導入された、タイムラインやFluent Design、改善されたスタートメニューなど、さまざまな要素をWindows XPに導入しています。一方検索時に表示される犬のマスコット「ローバー」が依然として存在するのは興味深い点かもしれません。
Windows XPの2014年4月のサポート期限後、WannaCryランサムウェアの脆弱性に対応するために、Microsoftは昨年、緊急のセキュリティアップデートを公開しました。ただしOSのその他の脆弱性は修正されていない状態となっています。