クロスプラットフォームのGUI Gitクライアント「GitKraken」が公開されています。現在パブリックベータテスト中で、公式サイトよりMac / Windows / Linuxに対応した実行ファイルを無料でダウンロードして使用することができます。
最近流行のElectronを使用して作成されたソフトウェアのようで、libgit2やNodeGitといったオープンソースライブラリも組み込まれています。
Electron風の美しいGUI
▼メイン画面は以下の通り。
コミット履歴やブランチの分岐が美しく表示されているのが印象的です。コミットやブランチの作成/マージ、pull/pushといったGitの操作をGUIを使って行う事ができます。
▲設定画面を使って「git config」の設定や、sshの鍵の管理、GitHubやBitBucketといったサービスの認証情報の管理、Git Flowの設定などを行うことができます。
とりあえず無料の選択肢
GitKrakenはElectronを使って作られたアプリケーションなので、独特の操作感に少し戸惑う場面もあるかもしれません。しかしMac / Windows / Linuxで動く事は、マルチプラットフォームで開発作業を行っている開発者にとっては大きなメリットとなるでしょう。
またGitKrakenが今後も無料化という質問に対し、以下のような回答が行われています。
We don’t know. Our intent is to always have a free version, but some day, there might be some variations of GitKraken that might cost money. Right now, our focus is on building an amazing product that is worthy of users throwing cash at us.
「わからないね。僕達は常に無料版を提供したいと思っているけど、いつの日か有料版のGitKrakenが登場するかもしれないよ(以下略)」とのこと。
当面は無料でできると思ってよさそうな雰囲気です。Gitクライアントのニューフェイスとして今後も期待を集めそうです。