Microsoftが4月30日(米国時間)に公開したWindows 10の大型アップデート「Windows 10 April 2018 Update」の不具合の報告が相次いでいるようです。
ブルースクリーンはGPUドライバー関連?
まず深刻なのはBSOD(ブルースクリーン)が発生してWindowsが不正に終了するという問題です。この場合「CRITICAL_PROCESS_DIED」というストップコードが画面に表示される場合が多いとのこと(Softpedia)。
BSODは幅広いハードウェア構成で発生し、Skypeを起動したり、Webを閲覧したり、ゲームをしたり、ビデオを見たりなど、さまざまなタイミングで発生する模様。
Redditではこの問題がGPUドライバーとの互換性の問題で発生していて、特に報告例の多さからAcerのドライバーが関係しているのではないかとの予想が行われていますが、今のところMicrosoftやAcerは回避策を準備していないようです。
Explorer.exeがクラッシュ
また別の問題としてExplorer.exeがクラッシュする問題も報告されています(MSPoweruser)。
こちらはExplorer.exeが3〜5秒ごとにクラッシュし続けるという問題で、Windows 10 April 2018 Updateで導入された「タイムライン」でアクティビティをクラウドと動機する機能が影響しているのではいかと予想されています。
この問題に関しては以下の二つの回避策が提案されています。
回避策1:「設定 > アクティビティの履歴」で「WindowsでこのPCカラクラウドへのアクティビティを動機する」をオフにする。さらに「アクティビティの履歴を消去する」で「クリア」ボタンをクリックする。
回避策2: regeditを使用し「hklm\software\policies\microsoft\windows\system」に移動「enableactivityfeed」を1から0に変更する。これはタイムライン機能を無効化する。
こちらもMicrosoftからの反応はいまのところないとのこと。