Microsoftは4月30日(米国時間)に、Windows 10の大型アップデート「Windows 10 April 2018 Update」を公開しました。Windows Insider Program参加者による長期間のテストを経て公開された正式バージョンですが、マイクやサウンド、マウスなど多数の不具合が報告されている模様です(MSPoweruser、gHacks)。
現段階でWindows 10 April 2018 Updateで発生するとされる主な不具合の一覧とその解決方法は以下の通りとなっています。
- マイクが動作しない: 「設定 > プライバシー > マイク」で「アプリがマイクにアクセスできるようにする」を確認。
- スピーカー拡張: 設定がリセットされる。スピーカーのプロパティを確認する。
- マウスが遅延する: マウスの速度と加速度が以前とは異なっている。解決法なし。
- Alt-Tab: Alt-Tabが遅延する。「設定 > システム > 集中モード」で集中モードをオフにする。
- フィードバック頻度: 「プライバシー > 診断 & フィードバック」の中にあるフィードバック頻度が変更できない。Windows Insider Programに参加していなくても「このオプションはWindows Insider Programによって管理されます」と表示される。
- Edgeが開始しない: Edgeがリセットしても開始しない。原因は不明で解決方法は今のところなし。
- コンテキストメニューが消える: タスクバーのコンテキストメニューが消える。解決方法は今のところなし
- マイクロコードアップデートが入手できない: Spectre脆弱性対策として公開されているマイクロコードアップデートがversions 1709より以前のものしかない。
同アップデートでは他にもGoogle Chromeがフリーズするという問題が報告されており、またAlienwareラップトップにインストールできないという特定のハードウェアが原因と思われる不具合も存在する模様です。