Microsoftが昨日公開したWindows 7 SP1/Server 2008 R2用の月例品質ロールアップKB4480970をインストールすると、ネットワーク関連の問題が発生する可能性があることがわかりました(gHacks、Softpedia)。
現在KB4480970の既知の不具合として以下のような項目が追加されています。
After you apply this update, the network interface controller may stop working on some client software configurations. This occurs because of an issue related to a missing file, oem<number>.inf. The exact problematic configurations are currently unknown.
この更新プログラムを適用した後、ネットワークインターフェイスコントローラが一部のクライアントソフトウェア構成で動作しなくなることがあります。 これは不足しているoem<number>.infに関連した問題が原因で発生します。 正確な問題の構成は現在不明です。
問題の回避策としては以下のが提案されています。
- devmgmt.msc(デバイスマネージャー)を起動すると、その他のデバイスの下にネットワークデバイスが見つかることがある。
- NICを自動的に再検出してドライバをインストールするには「操作」メニューから「ハードウェア変更のスキャン」を選択する。
- またはデバイスを右クリックして「更新」を選択し、ネットワークデバイス用のドライバをインストールする。 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」または「コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索する」を選択する。
なおgHacksは月例品質ロールアップのKB4480970だけではなく、セキュリティオンリーアップデートKB4480960でもネットワーク関連の不具合が発生していると伝えていまが、現段階ではKB4480960の既知の不具合としては同情報は掲載されていません。