Microsoftは5月19日(現地時間)、Windows 7/8.1、Windows Server 2012/2012 R2上で動作するInternet Explorer 11に対する更新プログラムKB4505050を公開しました。
更新プログラムは5月の月例更新インストール後にIEやEdgeを利用してgov.ukの一部のサイトにアクセスできない不具合を修正するものとなっています。更新プログラムには以下のような説明が含まれています。
Addresses an issue that may prevent access to some gov.uk websites that don’t support HTTP Strict Transport Security (HSTS) when using Internet Explorer 11 or Microsoft Edge.
Internet Explorer 11またはMicrosoft Edgeを使用している場合に、HTTP Strict Transport Security(HSTS)をサポートしていないgov.uk Webサイトへアクセスできない可能性がある問題に対処します。
更新プログラムの対象となるシステムは以下の通りです。
- Internet Explorer 11 on Windows Server 2012 R2
- Internet Explorer 11 on Windows Server 2012
- Internet Explorer 11 on Windows Server 2008 R2 SP1
- Internet Explorer 11 on Windows 8.1 Update
- Internet Explorer 11 on Windows 7 SP1
- Internet Explorer 11 on Windows Embedded 8 Standard
Microsoft UpdateもしくはMicrosoft Update Catalogを利用してインストールすることが可能です。
現在のところ同様の問題が発生しているWindows 10用の更新プログラムは提供されていないようですが、IEやEdge以外のブラウザを使用するか、問題の月例更新プログラムをアンインストールすることで一時的に不具合を回避することが可能と考えられます。