
Windowsをクリーンインストールした際、最初に直面するのが「必要なドライバーが全部消えている」という問題です。どのドライバーを入れればいいのか分からない、入れたら入れたで不具合がでるといった問題が発生しがちで、特にNVIDIAドライバー周りは多くのユーザーを悩ませてきました。
今回、Microsoftはこの長年の課題に対しようやく本格的な解決策を提示しました。「クラウドリビルド(Cloud rebuild)」と呼ばれる新しい復旧オプションが導入されます。
クラウドリビルドとは何か
公式サポートドキュメントによると、クラウドリビルドは、Windowsを再インストールする際にWindows UpdateからOSイメージとデバイスドライバーをまとめて取得し、最初から必要なドライバーが揃った状態で復元するという仕組みです。PCのリセットとは異なり、クラウドリビルドではUSBメディアやカスタムイメージは不要です。
再セットアップ直後からPCが正常に動作するようになるため、ユーザーが個別にドライバーを探し回る必要がありません。
現在はWindows Insider向けのExperimental Preview Build 26300.8772で利用可能で、今後数か月以内に一般ユーザーにも展開される予定です。
利用方法
クラウドリビルドはWindows Recovery Environment(WinRE)から起動でき、以下の手順で実行します。
- 「トラブルシューティング」→「回復とアンインストール」→「Cloud rebuild」を選択
- 有線LANまたはWi‑Fiでインターネットに接続
- 対象となる Windows のビルド・エディション・言語を確認
- データ消去の警告を確認して実行
インターネット接続は必須ですが、接続さえできればドライバー周りの面倒はほぼ解消されます。
まとめ
クラウドリビルドは、Windows再インストールの最大のストレス要因を取り除く可能性を持つ機能です。Insiderからのフィードバックをもとに改善が進めば、正式リリース時にはより安定した復旧体験が期待できます。
