Wine開発チームは8月5日(現地時間)、開発版「Wine」の最新版v1.9.16を公開しました(公式ニュース、Phoronix)。最新のv1.9.16では、これまで1.9.x系で行われてきたDirect3D関連の機能の改良が引き続き行われています。
具体的な改良点の一覧は以下の通りです。
- macOSの64bit互換性の改善
- JavaScriptパフォーマンスの改良
- Direct3Dコマンドストリーム実装へ向けたさらなる作業
- Direct3Dのシェーダー命令の追加
- GDIのパフォーマンス改善
- さまざまな不具合の修正
次期安定版であるWine 2.0は今年の終わり頃リリースされる予定。公式サイトからソースコードがダウンロードできるほか、Mac、Linux用バイナリが提供元からダウンロード可能となる予定です。
タイトル | Wine 開発版 | |
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公式サイト | https://www.winehq.org/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7034-wine-development | |
説明 | WindowsAPIをエミュレートしてWindowsアプリを実行するソフトウェアWineの開発版。Linux/Macに対応。 |