Wine開発プロジェクトは15日、2週間に1回定期的にリリースされている開発版Wineの最新版v2.17をリリースしました(Phoronix)。最新版ソースコードを公式サイトよりダウンロードすることができます。
Wine 2.17は、2017年末から2018年初頭の公開を目指して開発が進められている「Wine 3.0」の開発版で、安定版に向け新機能の追加が積極的に行われています。
最新版では、DirectWriteにおけるグレイスケールモードの改良や、desktopファイルのアプリケーション毎のStartupWMClassのサポート、仮想メモリの互換性の改善、WindowsCodecにおけるパレットハンドリングの改良、WebServiceの返信メッセージの改善などが行われています。
- Better support for grayscale mode in DirectWrite. - Per-application StartupWMClass in desktop files. - Virtual memory compatibility improvements. - Palette handling improvements in WindowsCodecs. - Reply messages improvements in WebServices. - Various bug fixes.
またOpenGL DLLがOpenGL 4.6に更新されています。
変更点の詳細はリリースノートで確認可能です。
タイトル | Wine 開発版 | |
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公式サイト | https://www.winehq.org/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7034-wine-development | |
説明 | WindowsAPIをエミュレートしてWindowsアプリを実行するソフトウェアWineの開発版。Linux/Macに対応。 |