Wine開発プロジェクトは12月13日(現地時間)、開発版Wineの最新版「Wine 5.0 RC1をリリースしました(公式ニュース、Phoronix)。
Wine 5.0 RC1は2020年初頭の公開が計画されているWine 5.0の初のリリース候補で、Wineの開発は今後コードフリーズ期間に入ることになります。
主な新機能は以下の通りです。
- Geckoの更新
- Unicode 12.1へのUnicodeデータのアップデート
- MSADO (ActiveX Data Objects)ライブラリの初期バージョン
- WUSA(Windows Update Standalone)ツールでインストールのサポートを更新
- kernel32/kernelbaseの再構築のさらなる進展
- ECDSAキーによる署名のサポート
- さままな不具合の修正
これを含め変更点の詳細は、リリースノートで確認可能です。
Wineは年に1回メジャーバージョンアップ版が公開されるシステムが採用されており、1月あるいは2月の正式版の公開まで、リリース候補による調整が続くことになります。
タイトル | Wine 開発版 | |
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公式サイト | https://www.winehq.org/ | |
ソフトアンテナ | http://www.softantenna.com/softwares/7034-wine-development | |
説明 | WindowsAPIをエミュレートしてWindowsアプリを実行するソフトウェアWineの開発版。Linux/Macに対応。 |