Wine開発プロジェクトは2月2日(現地時間)、開発版Wineの最新版「Wine 5.1」を公開しました(公式ニュース、Phoronix)。
Wineプロジェクトは1年に1回メジャーバージョンアップ版を公開しており、Wine 5.1は来年初頭に公開予定の「Wine 6.0」に向けた初めての開発版ということになります。
Wine 5.1では以下のような新機能が追加されています。
- PEクロスコンパイラとしてLLVM-MinGWを使用するためのサポート
- JScriptおよびVBScriptのエラーの場所に関するより良いレポート
- Winelibツールの再配置可能なインストールのサポート
- Direct2Dでの楕円描画
- OLEモニカの改良
- さまざまな不具合の修正
変更点の詳細は、リリースノートで確認可能です。
タイトル | Wine 開発版 | |
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公式サイト | https://www.winehq.org/ | |
ソフトアンテナ | http://www.softantenna.com/softwares/7034-wine-development | |
説明 | WindowsAPIをエミュレートしてWindowsアプリを実行するソフトウェアWineの開発版。Linux/Macに対応。 |